英語の格言㉟

さて、今日は「英語の格言」のコーナーです。

短いながら、心に残る格言

(英語ではproverbと言います)をご紹介します。

是非機会があったら使ってみてくださいね。

 

If you can’t fly, then run.
If you can’t run, then walk.
If you can’t walk, then crawl.
But whatever you do, you have to keep moving forward.

飛べないのなら、走れ。
走れないのなら、歩け。
歩けないなら、這って行け。
いずれにせよ、前に進み続けなければいけない。

 

マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉です。

 

そう、「分かっちゃいるんだけどねぇ・・・・」

という言葉です(涙)

 

例えとして、中学生の英語学習になぞらえるならば、

教科書の本文が覚えられないなら、基本文を覚えよう。
基本文が覚えられないなら、単語熟語を覚えよう。
単語熟語が覚えられないなら、とにかく声に出して読もう。
いずれにせよ、英語に触れ続けよう。

といったところでしょうか。

 

とは言え、無理をしてやることでもありません。

立ち止まることも致し方ありません。

 

唐突に「怒れ!」と言われて、「はい!」とばかりに

本当に怒り、またそれが持続する人が殆どいないのと同じで、

「やる気」もまた、我々のコントロールの外に置かれています。

そのくらい、「やる気」「モチベーション」というのは

意図的に発動させるのが難しいものです。

 

そんな中で、

兎にも角にも行動することで「やる気」の火をつけてしまい、

それを細々とでも燃やし続ける方法が、

この格言の意味なんだろうと個人的には思います。

 

やる気の火がついたから動く。

動いたからやる気に火がつく。

 

実はこの二つでは、後者の方が良く起こります。

 

細々とした火が次第に大きくなっていき、ある段階に達すると、

もう消えることはありません。

 

 

大事なことは、(特に初めの段階では)

その火を消さないように丁寧に扱う事、

そして消えてしまっても、また思い立った時に

火をつけてみて、再度その火を大事に扱う事。

 

まるで屋外の焚き火のように。

 

続けられること自体が才能だ、という言葉もありますが、

「始めること」は誰にでも、何度でもできます。

 

月日という強い味方を得られれば、

1cmの前進が30cmになり、1mになり、

10mになり・・・

その先には、「こんな小さな事したって意味ないよ」

と言っていた自分が、決して見る事の出来ない

風景があるはずです。

 

何度も立ち止まりながら、

そこを目指してみるのも悪くない、

と思います。

 

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仙台の英会話教室 Sophia English School

Koji Nakanome

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