さて本日は、仙台市中総体の初日です。
昨日まで雨が降っていましたのでどうなるかと思いましたが、
今日は天気が少し落ち着いたのでよかったです。
12日まで、市内各地で試合が行われます。
中総体と言えば、私にとっても思い出深い行事です。
私は野球部に所属しており(二塁手)、選手層も薄かったため、
無事に3年次にはレギュラーの座が回ってきました。
3年間、厳しい練習を乗り越えてきた仲間たちとの
最後の試合です。そんな大舞台を目の前にして、
私の頭の中に飛来した気持ちは・・・
「よし、チームの為に頑張るぞ!!」
ではなくて、
打席に立つ自分。
吹奏楽部の熱い演奏に交じって聞こえるであろう、
球場を埋め尽くした自校の生徒たちが叫ぶ声・・・
「かっとばせ~!!なっかのめっ!!」
あるいは、華麗なフィールディングで
チームのピンチを救い、「何てことないっスよ」
みたいな顔して爽やかにベンチに戻る自分。
その時に聞こえるであろう「うぉ~~!!」「キャ~!!」
という歓声。
「ぐふふふ・・・全校生徒の目の前で
ヒーローになれるチャンスだ・・・」
煩悩に塗れていました(笑)
でもこれって、結構あるあるじゃないですかね???
私だけ???
まぁ現実は悲しいもので、
試合の直前に、事もあろうに手首を亀裂骨折しまして、
背番号も4→16へと変更となり、
応援してもらうのではなく、
一緒に応援する立場になりました。
神様は、煩悩を見逃してくれませんね(笑)
・・・・・
まぁ、私のくだらない話はさておき、
中学生(もちろん高校生も)にとって部活動は大きな割合を
占めます。
当時の私も含めた、いわゆる普通の子たちにとって、
部活動をやりながら勉強も頑張るのは容易ではありません。
どちらか一方を取りたくなる、
或いは現実的に一方を取らねばならなくなる事も
あるでしょう。
中には、端から「将来役にも立たない部活動の時間は無駄だ」
と言って憚らない人もいます。
ですが、私個人的には、
「確かに今しかできない事なのだから、
可能な限りしっかりやるべき」だと考えています。
勿論バランスは大事です。それを無視しろとは言いません。
ただ、損得勘定抜きで何かに打ち込む事に対し、
結果を問わず肯定的に受け止めてもらえるのも、
この年代に与えられた特権だと思います。
何事にも一心に取り組むことで、見えてくるものがあります。
自分の可能性であったり、或いは自分の限界であったり。
時には大きな喜びと共に、時には酷い失望と共に、
自分の進むべき道が見えてきます。
それは、全力で頑張った人にのみ与えられるご褒美です。
それを繰り返すうちに、無数にあった道が消え、
最終的には、目の前にある道を納得して
選択できるようになるでしょう。
ぜひ、10代のこの時期に、それを大いに経験してほしいな・・・
と、切に思います。そして、自分の事を知り、
今後の人生を進む道しるべとして欲しいなと思います。
カタい話をしてしまいましたが、
兎にも角にも、中学生の皆さんには、悔いのないプレーを
してほしいと思います!
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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