さて、今年のプロ野球ペナントレースですが、
阪神タイガースがぶっちぎりでリーグ優勝しましたね。
個人的には、藤川監督は現役時代から好きな選手でした。
野球でメシを食っている一流のバッター達が、
ストレートと分かっていても当てられない火の玉剛速球を
投げる姿はとてもカッコ良かったですし、
解説者になってからも、コメントがとにかく的確で、
「この人は凄く頭がいいんだなぁ」と感心する事が多かったです。
新人監督ははとにかく批判されることが多いので、
一年目のリーグ優勝は見ていて痛快でした。
・・・・
さて、阪神の優勝が決まるとネット上には
喜びの声があふれる訳ですが、
その中に「阪神が強すぎて寂しい」「観ていて実感が無い」
「あまりにも強すぎて困惑」などと言った
複雑な心境を表すものがあったのが興味深かったです。
人は面白いもので、
圧倒的な存在、完璧なものを求める一方で、
(大谷選手が正にこの典型ですね)
どこか頼りなかったり、弱かったり、ツッコミどころが
多いものに愛着を感じたりするという一面もあります。
「判官びいき」という言葉があるように、
日本人は特に、そういう弱いものが健気に頑張る姿に、
思わず声援を送りたくなる心理が強いのかもしれませんね。
つくづく、人の心は面白いものだなぁと
感じたエピソードでした。
何はともあれ、
クライマックスシリーズ、そして日本シリーズがどうなるか、
楽しみです。
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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