スピーキングのちょっとしたコツ

さて、昨日は英検の二次試験でしたね。

受験された皆様、お疲れ様でした!

当スクールでは、

今回は1級、準1級、2級など、上級を受験される方が

多くおられました。

 

伝える内容が複雑になればなるほど

大事になってくるのは、

「いかに簡単に伝えるか」です。

言い換えれば、

「いかにシンプルな構文・語彙に変換できるか」

ということ。

日本語のネイティブである我々にとっては、

日本語はまるで空気のようなもの。

思いつく文章そのものが、すでにある程度の複雑さを

持っています。

 

ところは英語はそうではありません。

あくまでも第二言語ですから、

なるべくシンプルかつ

効率的に使用すべきではないかと、私は考えています。

 

「まるで相手が、幼稚園児やお年寄りであるかのように

『日本語』を考え、英語に直す」

 

というのが、私がよく生徒様にお伝えしている

イメージです。

 

幼稚園児相手に、

「昨日見たスピードスケートは感動的だったね。私は

長年小平選手のファンだったけど、彼女がついに悲願の

金メダルを取ることができて、すごい嬉しいよ。」

 

とは、あまり言いませんよね?

相手の子供がよほど聡明なら別ですが(笑)

 

あくまで一例ですが、、

「私ね、昨日スピードスケートの試合を見たの。

すごい試合だったんだよ。

小平選手が金メダルを取って、私とっても嬉しかった。

私、彼女のファンなの。

小平選手もずっと金メダルが欲しかったんだって。」

・・・とでもなるでしょうか。

 

短文の組み合わせになる分、

分量は増えて見えますが、

英語には変換しやすくなりましたよね?

 

『幼稚な文章では、自分の話す英語の格が

下がってしまうのでは?』

というご意見もよくいただきます。

 

確かにTPOを考え、適切なスピーチレベルで

話をするのは大事です。

ただ、英語の『格』が求められる場面と言いうのは、

実際はそれほど多くはありません。

 

少なくとも私の経験上、

現実的には、「コミュニケーションがスムーズに進む」

事の方が大事です。

 

はじめは中々しっくりこないかもしれませんが、

この変換になれると、

頭の中にパッと英文がダイレクトに浮かぶようになります。

 

ぜひ、お試しあれ!

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仙台の英会話教室 Sophia English School

Koji Nakanome

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