待つことの大切さ

最近は気温もぐっと下がり、

秋の気配も深まって来ましたね。

 

私事ですが私、ささやかながら家庭菜園をやっていまして、

今は冬前に残り物の野菜を一斉に

収穫する時期でもあります。

 

その野菜を収穫して、いざ食べてみると・・・

「苦い!!」

・・・・

いくつかの野菜が苦いんです。

特にピーマン。

なんで!?と思うくらい

苦かったんです。

 

色々とアドバイスを下さってる方に相談したところ、

どうやら、肥料をやりすぎたのが

原因の一つのようです。

 

そう、少しでも生長を早く、確実にしたいので、

かなり多く肥料をあげていたのでした。

 

その方曰く、

「生長のスピードはこっちで決められるもんでもないしね~。

あんまり手をかけすぎないで野菜に任せてた方が

上手くいくもんだよ。」

 

なるほど。

 

他にも、丹念に計画し、管理したはずの野菜が生長せず、

逆にあぜ道にこぼれ落ちた種が立派に生育することもある、

という話も聞きました。

 

これは、学習のプロセスや、広くは人の成長にも

当てはまるかもしれないな、と思いました。

 

予想通りに行くことを重んじて、そうでないとついつい焦る。

〇〇ならば、きっと××なはず!と、

色々な情報から、やりもしないうちから結果を決めつける。

早く結果を出したがる。

隣と比較して優劣をつけたがり、

自分のペースを見失い、追いつけ追い越せ、とやってしまう。

 

要は、「待てない」んですね。

 

今回の野菜の出来の悪さから、

自分の中にあるそんな弱い気持ちを

垣間見たように思います。

 

これらのいわば「負の」モチベーションによって行う事は、

却って逆の結果をもたらしてしまう事も

少なくないように思います。

本来、じっくり取り組めば上手くいくものを、

焦ったがために台無しにしてしまう事もあるでしょう。

 

この「恐れ」に突き動かされず、

自分なりの最善を尽くした後は

どっしりと「待つ」事ができた時、

色々な状況が、思いもよらぬ展開を見せることが

あるのかもしれません。

 

自分の人生の一つの学びとしたいな、

と思いました。

 

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仙台の英会話教室 Sophia English School

Koji Nakanome

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